屋根リフォームと言っても、普段はなかなか自分では見ることのできないのが屋根の上。
リフォームの際は、事前に屋根工事のプロ職人に見てもらうのが一番ですが、屋根について納得してリフォームができるように、どこをどのようにリフォームすればいいのか解説していきます。
1.屋根の現状を正しく把握することからはじめる
傷んでいる箇所、どんな風に悪いのか、下地の状況、などといったきめ細かい所まで診断を受けて、適切なアドバイスをもらってください。
2.どのようなリフォーム方法が最適なのか正しく選択する
現状を把握することにより、どういったリフォーム方法が最適なのかを正しく検討できるようになります。例えば漏水でも雨が漏っているのか、結露なのか、などで対応が違いますので、調査・診断結果に基づき、適切なリフォーム方法を選ぶことができます。
3.最適な屋根材を選択する
家の耐震補強、美観、形状、耐久性を把握した上で、最適な屋根材を選択していくことになります。屋根材別のメリットとデメリットを一覧表にまとめて紹介します。
屋根材のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
セメント瓦 | 低価格 | 材質自体が割れやすい、 耐久性の問題がある。 |
平板ストレート | 軽い、施工しやすい、 低価格 |
踏み割れやすい、防水性が低い、 断熱性が低いなど。 |
日本瓦 | 重厚感、耐久性、 断熱性が非常に 優れています。 |
焼物の為品質がまちまち、 重い(150~300kg/坪)、 全数固定しない場合が多いと言う問題がある。 |
トタン | 低価格、軽量、 施工性に優れています。 |
錆びの発生、耐久性、防音断熱性などの問題。 |
金属屋根 | 軽量・耐久性に優れる | 複雑な形状の屋根には適さない 価格高め |
アスファルトシングル | 低価格、軽い 耐久性に優れる |
低勾配の屋根に不適確 |